骨の髄まで血祭り日記~天下り上司との合戦記録~

アラサーOL鶴姫の職場に突如あらわれた非常識な天下り上司との日々の奮闘や脱サラまでを描いた自己満足記録

魔女との出会い(初日)

 

こんにちは。鶴姫です。

 

 

4月になり、魔女の出勤初日。他法人からの散々な忠告もあり、事務所職員一同不安な気持ちで、その日を迎えました。

初日だし、早く出勤されることも想定して、みんないつもより早く出勤し、魔女を出迎えることにしました。

 

噂により、散々ネガティブなイメージを植え付けられていましたが、こちらも最初から全力戦闘態勢ではありませんでした。職員一同、魔女に会ってきちんとコミュニケーションをとり、上司として対応するつもりでした。

魔女の本性を知っている今なら、「出迎えぇ?!ないない。放っときゃ勝手に来るやろ~」的な扱いですwww

 

 

…が、始業時間の9時を過ぎても魔女は現れません。引継ぎで一度、事務所には顔を出しているので場所を迷っているなんてことはありえません。10時になり…11時になり……

 

本人に連絡しようにも、前述のとおり、うちの天下りは面接とか一切ありませんので、もちろん履歴書も一般的に履歴書と呼べるようなものではないので、連絡先が分かりませんでした。

 

魔女は、結局、14時くらいにひょっこり顔を出しました。事務所とは別の場所にいる支社長(法人なのでほんとは別の役職名ですが、うちの法人の役職名わかりにくいので、わかりやすいようにこの役職名で表現します)のところへ寄ってから出勤したとのことでした。

 

それならそうって、ふつう事務所に連絡するでしょ?!寄ってから行くって。初日やからこそ。

魔女に普通は通用しません。初日からゆる~い感じで午後から出勤したのでした。

 

 

でも、不思議なことに、その時、私は、魔女に対してあまり悪い印象を受けなかったのです。むしろ「感じ良さそうな人でよかった~♪」なんて同僚と話してましたから。

 

魔女、外面だけはいいんです、外面だけは!

なので、第一印象はすごく良くて、聞いてた噂と全然違うやん♪♪なんて思ってました。

 

それが、全力で戦わなければならない相手となることを、我々はまだ気づいていませんでした。

 

つづく…